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第27回公演「筋肉少女」東京・大阪公演決定
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2012年4月8日日曜日

2012年 春 駒場でのこと

アゴラ前夜
否…東京前夜だ
大阪でできる7作品の稽古を繰り返し本町事務所で昼な夕なと過ごした
4本通し稽古など無茶な時間割も組んだし
出発前夜の土曜日は FM大阪で出会ったLOVEさんが主催したイベントに出演した
それはどうしても出たかったから そしてまたいろんな方に演劇の力知ってもらえたと思う
そのライブ後も紛れてと神様を通した そして積み込みをぜんさんと翠ちゃんがしてくれた
深夜のお仕事だった

翌朝 日曜の新幹線は始発2本目に乗った 新大阪から品川はあっという間で 渋谷経由で稽古場に向かい 七味ちゃんと出会う ゴゴとディディの再開 そんでアイアムをお手合わせ そして康くんと宇宙 そして岸くんを幸福論 終わって三茶の大勝軒にいったなぁ
翌日も 岸クンに借りた自転車で稽古場に向かう 3回お巡りさんに泥棒扱いされた
仙川の二郎は臨休だった そして世田谷を迷った 七味ちゃんとのアイアムは頭がグニャグニャで無意識で台詞言ってた 康くんは あの大洋さんの台詞をジブンで完璧に入れてた 僕は初演があったし余裕あるのは当然で そしてそんな難業を軽くできそしてさりげなく振る舞うのが格好良かった 彼には充分な稽古ができずストレスもあったと思うけど あの頃の僕にはあそこまでが限界だった  久保田サンが吉祥寺のいせやで待ってたが 堪えて帰宅し明日の仕込みに備えた
仕込み当日 午前8時 駒場東大前のマクドナルドで朝メニュー 後に朝はここで台詞を返すことが多くなる または劇場近くのパン屋さんだ そしてぜんさんの車が見え、ぶんちゃんや七味ちゃんが呼んでくれた手伝いさんや直子さんが呼んでくれた手伝いさんがいた 久保田さんもガチ袋を腰に下げて仕事してた しんしんも手伝ってくれた(が奴は観には来れなかった ほんと残念だった)車を埼玉に移動し電車で戻ると舞台は完成 吊りものを仕込んでた 岸くんと幸福論の場当たりをした そして彼の自転車を返した
にくちゃんは翌朝やってきた 彼のパソコンは不調だった 頑張れと祈った
夜は劇場の上で宿泊した 千秋楽まで毎晩だった

それからは 朝から晩まで その後も 24時間 劇場にいたことになる
僕はそんな時間が とても幸せだった
ロビーで台詞を返した午前の陽の柔らかさ まだ電熱器は要るくらいの肌寒さの中相棒達と台詞を返す姿を通行人がチラ見する度に「ここにおいで」と念を送るキモイやつだった
終演して宿泊先で少し盛り上がる飲みの時間は合宿のようでもあった 久保田サンはバシバシ間仕切りをしてくれてた 
5階のシャワー室から見える渋谷の夜景や朝日に東京を感じた 
京王線を行く満員電車の皆さんに日々のお仕事お勉強にご苦労様と頭下げた

楽屋は僕の席はそのままで 
山浦さんと久保田さんがいて
山浦さんが帰って永津ちゃんが来て横山くんが来て
久保田さんが帰って七味ちゃんが来て木下くんが来て
岸くんが来て帰って
永津ちゃんが帰って俊朗が来て
七味ちゃんが帰って丹羽ちゃんが来て 
俊朗が帰って康くんが来て
サリngちゃんが来て 康くんが帰って
岸くんが来て帰って
バヤシとともちゃんと竜崎が来て
たくさんの仲間たちが僕の横に座ってくれた

トークゲストに山西さんが来てくれた
今奈良くんが来てくれた

初演の豊田くんは 真裏でやってたデス電の休演日に楽屋に挨拶にきてくれた
大洋さんは千秋楽に来てくれて 打ち上げまで居て翌朝も駅前のマックで語った

終演後はぜんさんと翠ちゃんと直子さんが少しずつ神様の舞台美術を60分くらい作業してはった 僕は台詞を確認させてもらってた 
大阪で事前に稽古した7本 東京で超短時間で稽古した3本 
むちゃしたけど 
でもその無茶を平田オリザさんは 
アゴラの大将は面白いと興味を持ってくれたというから 
そこまでしてやっといろんな方に注目してもらえたんだと思うし
雑誌やWEBでも取り上げてもらえたと思うし
スタッフのみんなには休み無しで付き合ってもらってほんとにありがとう
千秋楽でコールした気持ちはそういうことです
僕が10作品、10時間大変だったねと言って貰うのはうれしいんだけど
実はそれにつきあってくれたスタッフさんもなんだと ここで改めていっておきます
スタッフのみんな、制作受付のみんな、ありがとう

青年団のみなさんも親切だった 
やまゆうも元気でうれしかった
広島から来てる客演の方、また合いたいです
東大のキャンパスも静かで 若い才能が歩いてて刺激になった

炭水化物抜きダイエットは順調に成功していた 
白米と砂糖を抜くのは簡単だった
隣のマイバスケットも ありがとう

commoncafeの空間ではない、真っ黒な闇に覆われる舞台では役柄への気持ちの入り方も違った。
使者では自然とハマオに呼び掛ける場面で涙が流れた。
紛れての鈴音への想いはあの子が降らす雨が見えた。
宇宙ではボラカイ島がモジホコリが、
グレでは千夏さんが、
アイアムでは果てしない待ち合わせ場所の頭上の空が、
浮かんだ。

ありがとう こまばアゴラ劇場
もしも願いが叶うなら
また そちらの舞台にたちたい気持ちです

ありがとう

本町の事務所が手に入り 自由に稽古が出来 東京公演も決まって
common cafeも定着し ほんとはまだまだ新作をつくりたい のですが
ここはじっくり休養して 体力付けて
今回足りなかった至らなかった部分をカバーして また東京にいこう
大阪でも積極的にやろう と思ってます

そのために HEPは全力でいきます 
今年はしばらく何もないですから よろしくお願いします
観た人 絶対に何か持って帰ってもらえるように します

あABCでは15分nの新作は書きますが…
その後はまだ何も考えてません 旅にでたいです 


竜崎と岸くんの誕生日が明けた午前2時 イシハラ

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